ブログ

雑談によるコミュニケーションとその効果

新型コロナ禍のステイホームで雑談が減少したといわれています。
ビジネスシーンでもテレワークの普及や会食禁止で雑談が減っています。

雑談には「相手との距離感を縮める」「安心感や信頼感の醸成」「ストレス軽減」などに効果があり、組織の生産性に一定の効果があるといわれています。

人と雑談をしなくなる傾向は、コロナ禍のテレワークでより強くなりました。
自宅で一人で業務を遂行する時間や、一人で昼食を過ごすことが増え、ちょっとした相談や雑談する機会が減りました。

(テレワークのコミュニケーション課題については下記記事も是非ご一読ください)

人間は社会的な動物であり、絶えず他者との関係において存在しているといわれてます。
他者との関係性が「飲みニケーション」とまではいかなくても、「雑談」に代表される何らかのコミュニケーションは、人と人とのつながりを生むためにはぜひとも必要なものです。

何よりも、ビジネスでは、雑談なくして営業活動や従業員の教育ができるのか、という問題も内包しています。
まずは雑談の効果から考えてみましょう。

雑談の効果

■ 相手との距離感を縮める

営業や接客など初対面の方と数多く遭遇する職種の方は、体感的に感じていると思います。
会話の冒頭に雑談を気軽にかわすことで、相手の警戒心を解き、心理的な距離感を縮める効果があります。

また、新たに一緒に働くことになった職場の同僚などには、職場の先輩が積極的に雑談することで緊張感が溶け話しやすくなります。安心感の醸成にも繋がり組織のチームワークに良い影響があります。

■ 長期的な関係を築く

会う度に挨拶後の少しの雑談を繰り返すことによって、気軽に話ができる関係性が構築できます。
同僚や取引先が困っているときも気軽に相談されるようになります。
そのことにより、相手のちょっとした変化にも気づきやすくなります。
同僚の変化に気づくことは社内であれば様々なリスク予防に効果があります。
社外の取引先の変化であれば伺い知れなかった課題に気づくことが出来るかもしれません。
雑談の中で得た情報をもとに、何かのお役立ちに繋がる可能性が拡がります。

■ ストレスを解消する

様々な調査結果から、テレワークによるコミュニケーション不足とメンタルヘルスの問題が挙げられてます。

株式会社リクルートキャリアが調査した「新型コロナウイルス禍における働く個人の意識調査」によりますと

  • 仕事中に「雑談」がある人とない人を比較すると、「雑談」がない人はストレスが解消できていない割合が大きく、両者のストレスの解消具合には14.1ptの差
  • 50~60代は「雑談」が「全くない」と回答した割合が44.2%と、他の年代に比べて高い。「雑談」の機会については、「チャットなどでの業務外の会話」や「会議開始前の世間話のような会話」において、50~60代と他の年代で差

引用・参考サイト:株式会社リクルートキャリア「新型コロナウイルス禍における働く個人の意識調査」

テレワーク時のストレスを高めるもしくは解消する要因として雑談の有無が重要なポイントになっているようにうかがえます。

雑談で注意するポイントと雑談不足を解消する手段

様々な効果が見込める雑談ですが、活用の仕方には少し工夫が必要です。
注意するポイントと雑談不足を解消する手段をご案内します。

■ 長時間は禁物、ほどよい時間で切り上げる

1つ目は、雑談は、適度な時間で切り上げることです。
いくら雑談に効果あるといっても雑談ばかりで本来の業務が捗らなければ本末転倒です。
雑談はほどよい時間で切り上げましょう。
また聞いている側に「いつ終わるんだろう・・・」と思わせてはいけません。

忙しい相手には雑談などなく本論から入った方が信用されることもあります。
独りよがりの会話ではなく、相手の立場や変化にも敏感に気づくように観察しましょう。

■ Web会議は数分前に入室して定刻まで雑談する

会議前の時間は雑談するのに、ちょうどよい時間です。
会議の本題に入る時間も決められているので長話にならず、短時間で切り上げられます。
既にweb会議を導入している企業は5分前の入室で雑談を試してしてみてはいかがでしょうか。

■ ビジネスチャットを活用する

いくら雑談が大事とはいえ、雑談したいときに毎回携帯電話を鳴らしていれば業務が滞ります。
相手の時間を束縛しない程度にビジネスチャットを活用しましょう。
ビジネスチャットは非同期型のコミュニケーション(雑談は同期型コミュニケーション)ですが、メールなどと比較して同期型コミュニケーションのようなリアルタイムに近いやり取りが可能です。
雑談と同等の効果までは無理ですが、一定の効果は見込めます。
また、絵文字などを使うことで雑談により近い効果も期待できます。

(同期型と非同期型のコミュニケーションは下記記事も是非お読みください)

エヌ・アイ・エル・テレコムでは中小企業のテレワークの相談を無料で受け付けています。
まずはカジュアル相談からも歓迎しています。
ご興味ある企業のご担当者様は下記フォームからお問い合わせください。

    関連記事

    1. web会議をスムーズに進行且つ質を向上させる5つのコツ
    2. オンライン商談(web商談)はテレワークと呼べるものなのか?
    3. リモートワークとは?テレワークとの違いは?
    4. ビジネスチャットの既読機能の是非
    5. そもそもテレワークとは?
    6. sub6とミリ波の違いは?電波の特徴から5Gを理解する
    7. 日本テレワーク協会の通常総会にオンラインで参加しました
    8. web会議で画面共有を積極的に活用しよう
    PAGE TOP